ライセンス取得おめでとう!ただライセンス維持にはCPE(継続教育)が必要になるんだ。
晴れてUSCPAになったのも束の間、ライセンス維持にはCPE(継続教育: Continuing Professional Education)が必要になります。
この記事ではワシントン州のラインセンス更新に必要なCPE概要と私も使用するおすすめCPEプロバイダである「Surgent CPE」の購入および学習方法についてご紹介します。
- ライセンス更新(ワシントン州)概要
- Surgent CPE購入方法
- 自動更新のキャンセル方法
- Surgent CPE単位取得方法
ライセンス更新(ワシントン州)概要
ワシントン州のUSCPAライセンス更新の概要をまとめました。まずはこちらをご覧ください。
ライセンス有効期限 | ライセンス発行から3年後の年の6月30日 |
ライセンス更新期間 | ライセンス有効期限の年の1月1日〜4月30日 |
必要なCPE単位 (3年間合計) | 120CPE※ |
必要なCPE単位 (毎年最低) | 20CPE |
更新料 | $230 |
※120CPE のうち、Non-Technical Subject の単位は 60CPE が上限。
Technical vs Non-Technicalの分類はこちらワシントン州のサイトhttps://acb.wa.gov/cpe-qualifying-programsに記載があるので参考にしてください。
Technical or Non-Technicalのどちらに該当するかはコース名やコース概要より自分で判断が必要です
表にまとめただけだとイメージしづらいと思うので、ライセンス有効期限と更新期間、必要なCPE単位の関係について以下の具体例で図解してみました。
例 | ライセンス発行日 | ライセンス更新期間 | ライセンス有効期限 |
---|---|---|---|
① | 20X1年7月1日 | 20X4年1月1日-4月30日 | 20X4年6月30日 |
② | 20X2年1月30日 | 20X5年1月1日-4月30日 | 20X5年6月30日 |
ポイントは2つです。
①ライセンス発行が年明けだと初回のCPE取得に余裕が出る
→年明けの発行がCPE的には有利です。
ワシントン州ではライセンスが発行された年から 20CPE の取得が必須となるため、11・12 月のライセンスの新規発行はないとされています。
10 月中旬から年末にかけてライセンス申請をした場合、ライセンスの発行は原則として翌年の 1 月になるようですが、確実に年明けの発行をご希望の場合は年明けになってから申請されるようお勧めします。
②CPEプロバイダ契約は3年間で2回でOK
→CPEプロパイダの契約は1年間使い放題のものが中心です。
この1年の契約期間を意図的に年またぎさせるわけです。
例えば20X1年7月1日〜20X2年6月30日でCPEプロバイダと契約をした場合、
・20X1年分40単位
・20X2年分40単位
計2ヶ年分CPE80単位が1回の契約期間で取れます。
CPE代の節約にもなるので購入のタイミングを間違えないようにしてください!
Surgent CPE購入方法
CPEプロバイダはいくつかありますが、私がおすすめするのはSurgent CPE。
アビダスもおすすめのプロバイダです。「費用」「単位取得のしやすさ」から総合的に1番だと思います。
以下Surgent CPEの購入方法を解説していきます。
Surgent CPEにアクセスして、Log inをクリック。Register for an Accountからアカウントを作成します。
氏名、メールアドレスなど赤※がついている項目は入力必須です。入力が終わったら「CREATE MY ACCOUNT」をクリック。
CPE Packagesの「SELF-STUDY」を選択の上、「Unlimited Self-Study」の「BUY NOW」をクリック。
すると「Why limit yourself?」というポップアップが出てアップグレードを勧めてきますが、こちらは無視して最下部の「No Thanks. I don’t money-saving upgrade」をクリックします。
ショッピングカート画面に移るので、数量と金額が正しいことを確認します。
こちらアビタス生は「Discount Code」欄にアビタス指定のクーポンコードを入力して「Apply」をクリック。
すると割引後の金額に変わります。金額確認後、「Checkout」をクリック。
「クーポンコードはアビタス生だけしかないの?」という声もあると思います。
その場合は「surgent cpe coupon code」で検索してみましょう。
例えばクーポンサイト「Offers.com」にある30%Offクーポンをクリックしてクーポンコードをゲット。これにより割引が受けられます。
私の方でもいろいろ試しましたが、現状30%クーポンが使用可能なクーポンの中で最大の割引だと思います。(さらに割引の大きなクーポンもありますが使用できないものばかりでした)
Checkout画面に進んだら、氏名やメールアドレスなど※印のついた必須項目を埋めた上で「CONTINUE」をクリック。
Country:Japanだと次へ進めないエラーが発生します。(私の場合もそうでした)
その場合は以下情報を入力してください。※Surgent CPEの住所より
⚫Country:United States
⚫State/Province:Pennsylvania
⚫Zip:19097
日本以外の国を選択して進めて問題ありません。
またワシントン州のラインセンスだからといって、State/Province:Washington、Zip:98001などでインプットすると、Taxが追加でかかってしまう場合があるので注意してください。
Taxがかかる場合は他のStateやZipを試してみるといいでしょう。
続いて情報を入力します。
⚫ クレジットカード情報
※JCBは決済不可でした(私の場合)
⚫ ライセンス取得州(ワシントン州の場合はWA)
入力後「CONTINUE」をクリック。
次ページ以降、購入内容やカード情報の確認画面となります。案内に従って進み、決済を完了させます。
お疲れ様でした!こちらで購入完了です。
自動更新のキャンセル方法
Surgent CPEは購入時に自動更新機能がついているので、キャンセルをしておきましょう。
ログイン後、顔マーク右側の「MyProfile」をクリック。
画面左側の「Easy Renew」から購入した商品が表示。 Status が「 Active」 になっている場合、右側「:」をクリックして「Cancel」を選択します。
キャンセルの確認がきますが無視して「Cancel EasyRenew」をクリック。その次の画面でも「Confirm Cancellation」を選択。
上記実施後、Statusが「Canceled」になっていればキャンセル完了です。
Surgent CPE単位取得方法
以下の順番で受験します。
まずはログイン後、「Assing To ME」をクリック。購入した講座を使用可能な状態にします。
続いて「My Packages」から「Browse Included Courses」をクリックします。
例えばワシントン州のライセンス更新に必ず必要なワシントン州Ethicsの受ける場合は以下のようにフィルター「ETWA」を入力して「Filter」をクリック。
ワシントン州Ethicsが表示されるため「Enroll」をクリックして科目の登録をします。
「My Self-Study Courses」から先ほど登録した科目の「Start Course」をクリックし、表示された科目の詳細画面から「Take Final Exam」をクリック。
すると科目のテストが始まります。4択の問題を最後まで解き終わったら「Grade My Exam!」 をクリック。70%以上で合格です。
テストに落ちても何度でも再受験可能なのでご安心ください。
1発で受かりたい方は「Take Final Exam」をクリックする前に「Download Course Material」から試験のテキストがダウンロードして検索をかけながらテストに臨むと良いでしょう。
合格すると以下修了証明書が表示されます。
これでワシントン州EticsのCPE取得(4単位)が完了です。
また取得したCPEの修了証明書は「My Certificates」の「Access Certificate」からダウンロードができます。
※CPE の修了証明書は CPE 監査に備え、最低 3 年間保管になります
以上
ライセンスの更新に必要なCPEの取得方法の解説でした。
単位取得は地道ですが計画的に進めていきましょう!
USCPAライセンスゲットー♪これでやっとUSCPAを名乗れるよ。