AICPA倫理試験は難しい?割引情報や最速合格法を満点取得者が解説

AICPA倫理試験の最速合格法
相談者のサル

ついにUSCPA全科目合格したから、ライセンスを申請するよ。

お絵描き会計士aki

全科目合格おめでとう!ライセンス取得にはAICPA倫理試験に合格する必要があるけど、これが結構難しいんだ。

AICPA倫理試験はUSCPAライセンス取得の最初にして最大の難関です。

今では倫理試験を極め正答率100%を達成していますが、私も当時は6回落ちて7回目でようやく合格

最後の方は心が折れかけました笑。最後の方は藁をも掴みたい気持ちでいっぱいでした。当時の私のように倫理試験に苦しむ方々の役に立てればという思いから、この記事を書いています。

この記事は以下構成になっています。USCPAライセンス取得のため倫理試験を受験する方に向けて、受験までの流れと最速合格法を紹介していきます。

  1. 倫理試験の概要
  2. 倫理試験の購入方法
  3. 倫理試験の受験方法
  4. 倫理試験の基本攻略法
  5. 倫理試験の最速合格サポート

記事の最後には、倫理試験の最速合格のために満点取得者である私のノウハウを全て詰め込んだ商品をご紹介します。

倫理試験の概要

AICPA倫理試験の倫理試験の概要は以下の通りです。

試験方式オンライン受験(場所問わず)
試験範囲・AICPA Professional code of conduct
・SEC, GAO, DOL and International independence rules
・AICPA Statements on Standards for Tax Services
・Treasury Department Circular No. 230
問題数48問
出題形式4択問題
試験時間無制限
合格ライン正答率90%以上(44問以上)
その他解答は調べてOK、不合格の場合は何回でも再受験可能

この倫理試験には数多くのUSCPA合格者が苦しんできています。解答は調べることができるのになんで?と思う方もいると思いますが、この試験の難しい要因は4つです。

倫理試験が難しい要因
  1. 合格ラインが90%と非常に高い(4問ミスまでしか許されない)
  2. 試験結果は正答率で表示のため解答の正解・不正解が確認不可
  3. 試験範囲が広い(学習用テキストが180ページ)
  4. 正確な理解を問う応用問題が多い(調べてもパッと分からない)

私も受験当時はUSCPA全科目合格して、ついにあの長く苦しい試験勉強からやっと解放されたと思っていたのに、こんなハードな試験が待ってるなんて聞いてないよ?という感じでした。

倫理試験の購入方法

以下の順番で購入します。

AICPA Storeにアクセスして、Registerをクリック。Create an accountからAICPAのアカウントを作成します。

検索枠に「Accountants’ Comprehensive Course」を入力して検索します。2つの検索結果が出てきますが、(For Licensur…の方をクリックします。

(For Licensure)であることを確認の上、Add to Cartをクリックします。

タイミングによっては、倫理試験が割引になるPromo codeが配られています。定価20%の割引です。これを逃すのはもったいないので、購入前に必ず「aicpa coupon code」でGoogle検索しましょう!

いくつかのクーポンサイトが表示されるので、上から順番にチェックしていきます。今回は1番上のKonjiをクリック。

クーポンサイトにある20%Offクーポンをクリックして、promo codeを表示します。古いpromo codeを入力しても期限切れで使えないので注意してください。

カートの中身を確認後、先ほど入手したpromo codeを入力してApplyをクリック。

すると割引が適用されます。たまにエラーが発生する場合がありますが、その場合はカートの画面を更新してもう一度、promo codeを入れて試すとうまくいきますよ。

割引確認後、Proceed to Checkoutをクリックし、クレジットカード情報等を登録して購入します。

倫理試験の受験方法

以下の順番で受験します。

Log inをクリックします。

Purchaseをクリックして購入したコースを開き、さらにAccess nowをクリックします。

その後、ライセンスを申請する州を選ぶページが出てくるので、ワシントン州の場合は「Washington」を選択してください。

コースのトップページが開くのでContentsを選択し、さらにExamをクリックすると試験が開始します。

合格後、PurchaseのページからMy Learningをクリックして、CERTIFICATESを選択し合格証をダウンロードします。

ライセンス申請時にこの合格証をアップロードするので忘れずに保存してください。

ちなみにこんな感じの合格証が出ます。このときは93点でした。

倫理試験の基本攻略法

USCPAに合格者が猛者が何度も落ちて苦しむこの倫理試験。

問題数も48問あり、1つ1つ調べながら受験することになるので、1回受験に2時間程度はかかると思います。じっくり調べると3時間くらいかかるかもしれません。

私も6回落ちて足かけ3-4日かけてやっと合格しているので、自分の反省なども踏まえて効率的に合格する攻略法を伝授します。

まずはじめに最新のこの試験の仕様ですが、問題は毎回ランダムで出ます。前回受けたときの問題が出ることもあれば、新しい問題が出ることもあります。(昔は同じ問題だったようですが、仕様が変わって難しくなっています)

私の経験を踏まえるとコースに収録されている全ての問題は250問以上はあるのではと考えます。

理屈としては私はこれまでテキスト作成含めると8回受験しており、3回目の受験以降全ての問題をエクセルにコピペしています。現状私の手元にある問題数が200問程度で、かつ8回目の受験時にも新たな問題が10問程度出たので、250問以上はあるだろうという感覚なものですが笑

上記試験の仕様を踏まえて、私がオススメする基本攻略法は以下の通りです。

※最新情報:2023年10月の試験以降からparticpant manualがダウンロードできないようです。

AICPA倫理試験の基本攻略法
  1. 1発合格ではなく2-3回目で合格することを目指す(初回は問題傾向の把握が主目的)
  2. 事前学習なしで初回の受験時をする(Participant manualのPDFは用意)
  3. 問題のキーワードをParticipant manualで検索して、正解の選択肢を選んでいく(真剣に解きましょう)
  4. このとき出題された問題と選択肢をエクセルなどにコピペして、自分の選んだ選択肢と正解の自信度を「○・△・×」で記載する
  5. 初回受験後、自信度「△・×」の選択肢についてはParticipant manualやUSCPAのテキストで時間をかけて正解を調べて、自信度を「○」にする(この作業が肝心です)
  6. 2回目以降は、まず問題をエクセルで検索して既出のものか確認する。既出問題かつ、自信度「◯」のものは前回解答を即答
  7. 新規問題は初回と同じく問題と選択肢をエクセルなどにコピペして、自分の選んだ選択肢と正解の自信度を「○・△・×」で記載
  8. 受験後、自信度「△・×」の問題については正解を調べて、自信度「○」にする
    あとはこれの繰り返しです

非常に愚直なやり方ですが、この試験は急がば回れが肝心だと思います。

自分の経験上、落ちる回数が増えていくとどこで間違えたのか分からず疑心暗鬼になり、だんだん精神的にしんどくなってくるので笑

このやり方のいいところは2つ。

  • 問題傾向を踏まえて効率的にParticipant manualを読み進められるところ
    事前に180ページ全て読むのは非効率です
  • 3回目くらいになると徐々に既出問題も増えてきて、その場合は自信度「◯」の前回解答を選べばいいので試験時間が短縮できるところ
    →全く同じ問題が出た場合はラッキーです

この試験は範囲が広いですが、聞いてくる部分は意外と限られます。問題文が選択肢が微妙に違うけど、論点は全く同じじゃね?という問題が結構あるんですよね。

つまり結局問われる論点は限られているんですよ。これが200問超の問題を分析した私の結論です。

とはいえ、少しでも早く倫理試験に合格したいですよね?

倫理試験の最速合格サポート

私は6回落ちて、7回目でやっと受かっています。界隈では落ちた回数が多い部類に入ると思います。

これは私の英語力の低さに要因もあったのでしょう。私は当時こう思っていました。

「なんでテキスト180ページもあるの?全部英語だし、わかりづらいし」
「なんでアビタスは対策テキスト出してないの?」
「もう無理、受かる気がしない。誰か助けて」

個人的にはこの倫理試験はAUDに74点で落ちた次くらいに苦しかったですね、本当に。

「当時の私のように倫理試験に苦しむ人が少しでも減ってほしい」
「USCPAになるからには正しいEthicsを身につけて活躍してほしい」

この2つの思いから

なんと!!

「倫理試験の最速合格テキスト」を独自に作成しました!

受験当時の自分が「こんなテキストあったらいいのに」を全て詰め込んだ1冊になっています。

本テキストの特徴3つ
  • 倫理試験満点取得者である筆者が200問超の問題を分析の上、合格に必要な論点を出題頻度別に35ページに集約
  • 独立性評価やCovered memberの判定など、複雑な論点は独自フローチャートで整理
  • 全ページ日英併記であり学習中は日本語でインプット、試験中は英語で検索の使い分けで効率的な合格を実現

使い方は以下の通りです。

  1. まずは日本語でテキストを1週読み進めてる
  2. 倫理試験を受験。試験中は問題文のキーワードを本テキストで検索して、ヒットした部分の日本語も見ながら解答を選択。

このテキストがあれば、30分予習+試験1.5時間の計2時間一発合格も十分できると思います。それぐらい試験での即効性を意識して作成しました。

テキストの購入ご希望の方は画像またはこちらをクリックしてください。STORES(ストアーズ)で販売しています。

そして、このテキストは売り切りではなく、サポート付きです。

なんと倫理試験に合格するまで、筆者:お絵描き会計士aki(満点取得者)に質問し放題付き!

私はこのテキスト作成に向けて200問以上の問題と解答の分析行い、またAICPA Code of Professional Conductなど関連する規則を読み込んだ結果、満点を取得するレベルまで到達しています。

テキストや内容が分からない、この問題の解き方が分からないなど、ご質問いただければ私がお答えします。

ただ、問題の答え自体を教えることはできません。あくまで問題の考え方やテキストのどの部分に該当するかというレベルのご回答になります。(答えを教えるのは違反行為となってしまうので)

この点ご理解の上、ご購入いただければと思います。

以上

みなさんが倫理試験に合格し、晴れてUSCPAになることを応援しています!