【イラスト図解】貸付金は英語でなんていう?USCPAがポイントとあわせて解説

貸付金を英語で
相談者のサル

貸付金は英語でなんていうの?

お絵描き会計士aki

貸付金=Loans receivableだよ

この記事では英文会計初心者向けに以下を解説していきます。

  1. 貸付金とは
  2. 貸付金のワンポイント補足
  3. 実務で使える貸付金に関連する会計英語

英文会計実務や米国株投資の財務分析などに役立ててください

貸付金とは

貸付金とは
貸付金

会社が貸し付けたお金で、まだ返済されていないもの
(money that a company lent that has not yet been repaid)

貸付金はその言葉のとおり、誰かに貸し付けたお金のことです。

将来お金を受け取ることができるので、receivableがつきます。

お金を貸した場合、事業会社では貸付金(loans receivable)ですが

銀行の場合、貸出金(Loans)となります。

日本語でも、英語でもそれぞれ名称が若干変わります。

貸付金のワンポイント補足

貸付金のワンポイント

事業会社で貸付金が発生するのは主に以下の場合です。

  • グループ会社間の貸付け
    (intercompany loans)
  • 役員への貸付け
    (loans to officers)
  • 従業員への貸付け
    (loans to employees)

これらのうち、グループ会社間の貸付けや役員への貸付けについては

関連当事者取引(related party transactions)に該当するので

財務諸表の注記(footnotes)で開示(disclosure)が必要になります。

関連当事者とは

会社と一定の関係を持つもので、具体的には以下が該当する
親会社(parent company)
子会社(subsidiaries)
関連会社(affiliates)
主要株主(principal shareholder)
役員およびその親近者(officers and their close relatives)
など

→関連当事者との取引は注記での開示が必要

相談者のサル

注記ってなに?はじめて聞いたけど

お絵描き会計士aki

有価証券報告書を見ると【経理の状況】という項目があって、そこにBS、PL、CF、注記の順番で載っているよ。
注記にはその会社の会計方針や資産負債の内訳など、さまざまな補足情報が書かれているんだ。

実務で使える貸付金に関連する会計英語

最後に貸付金に関連する会計英語の紹介です。

海外スタッフ向けメールや英文での財務報告資料作成などにそのまま使えるように

英単語だけではなく、フレーズを中心に独自にまとめました。

make a loan
[動詞] 貸付けを行う
例)please examine the company’s financial position before making a loan
▶︎貸付けを行う前にその会社の財務状態を調べてください

lend money to A
[動詞] Aにお金を貸す

lender
[名詞] 貸し手

borrower
[名詞] 借り手

receive interest
[動詞] 利息を受け取る
例)lenders can receive interest on loans receivable
▶︎貸し手は貸付金の利息を受け取ることができる

interest revenue
[名詞] 受取利息
例)interest revenue is presented as other revenue and expense.
▶︎受取利息は営業外損益として表示される

interest rate
[名詞] 利率
例)¥100,000 loans receivable with an interest rate of 1%
▶︎利率1%の10万円の貸付金

due date
[名詞] 返済期日

loans to officers(directors)
[名詞] 役員貸付金
例)loans to officers are included in related party transactions.
▶︎役員貸付金は関連当事者取引に含まれる

以上

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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